波平に相続が開始し、波平の資産を洗い出さなくてはなりません。
前回、預金が凍結されるお話を書きました。
今回は生命保険についてです。
人が亡くなった場合に保険金がもらえる保険が生命保険です。
この生命保険にはいくつかの種類がありますが、予測として波平は定期付終身保険に加入してたと思います。
きっと保険屋さんに言われるがまま加入したんでしょう。
この定期付終身保険というのは、ざっくりいうと65歳(契約内容により異なるが)までに亡くなった場合は、いっぱいお金が支払われます。
それ以降に亡くなった場合は支払った分程度のお金が支払われるという商品です。
今回は波平がアニメ通りの54歳でなくなった場合は何千万という保険金が入ってくるが、20年後の74歳では葬式費用に毛が生えた程度しか支払われないのです。
決して定期付終身保険を批判しているわけではなく、若くして亡くなるリスクに対しては手厚くフォローをしてあるという商品であり、決して悪い商品ではありません。
しかし、保険の内容をほとんど理解せずに、加入していることには問題があるかもしれませんが。
また、過去にも書きましたが、波平に多額の借金や連帯保証の借金があった場合でも、相続人のフネ、サザエ、カツオ、ワカメは家庭裁判所で相続を放棄したとしても、保険金はもらえたりします。
この保険金で救われる人が多いのは事実です。
次回も磯野家の保険についてです。