波平に相続が開始した場合、波平の財産は、現金、預金、貯金、株、投資信託、保険、動産、不動産、借金があることご予想されます。
その中で、本日は
預金、貯金
について書きたいと思います。
ちなみに一般の銀行等にお金を預けることを預金、郵貯銀行にお金を預けることを貯金といいます。
波平も銀行や郵貯銀行に口座を持っていると予想されます。
給与をもらう口座や、水道光熱費の引落し口座、磯野家の生活の口座などを持っていると思われます。
波平が亡くなった後、葬儀関係でバタバタします。
ちなみに磯野家の本家は九州で、フネの実家は静岡らしいです。
【波平の口座が凍結】
葬儀費用や親戚等の面倒をみる為に現金が必要です。しかし、いつもの波平の口座から現金を引き出そうのも引き出せなくなります。(金融機関が知った場合)
例えば、サザエが葬儀関係の費用をいつものようにATMで引き出そうとしても引き出すことができません。
彼女の性格からするとATMの前で、大騒ぎしてしまうかもしれませんが、そういう場合でも引き出しはできません。
法的には波平が亡くなった後の波平のすべての財産は、相続人であるフネ、サザエ、カツオ、ワカメのみんなのモノという扱いです。
長男であるカツオが好き放題使えるわけでも、配偶者であるフネが自由にできるわけでもありません。
遺産分割協議(財産分け)が終わるまではみんなのものです。
そして、銀行からお金を出すときに銀行の書類にフネ、サザエ、カツオ、ワカメがサインすれば、お金が出るようになります。
金融商品の扱いは大抵そのようになります。
ざっくりですが、長くなったので終了します。
次回も磯野家で。