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相続対策コラム

NO.67 磯野家相続 不動産の分け方 10/4/22

波平に相続が開始した場合、彼の残す財産で最も高価なものは自宅の不動産です。

そして不動産は相続の場合、トラブルの元凶になることがあります。

磯野家の資産状況を推定すると、波平が70歳で亡くなったとして、現預金が3000万、保険金が500万ぐらいと推定し、その他の株やゴルフ会員権や投資信託等は持っている雰囲気がないため、なしとします。

現金等(保険も含む)が3500万とし、不動産の価値が路線価(税務署の評価)でみても約1億7000万、売ったら約2億3000万ぐらいになる為、明らかに不動産が波平の遺産の大部分を占めることになります。

不動産が遺産の大部分を占める相続というのは、日本の相続の典型ともいえます。
そして、不動産は相続トラブルの元凶となります。

なぜなら、不動産はお金にしようとすれば売るかお金を借りるぐらいしかないからです。
また、不動産の価値を算出するのは非常に難しく、公的な評価でもいくつかの基準があります。売れる値段も経済状況や様々な要因で変わってしまいます。

そして、自宅の不動産であれば住んでいる人がいます。
そういったことがトラブルへと発展してしまいます。
決して磯野家も例外ではないと考えます。

長くなったので以上。

次に続きます。

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