前回、路線価が相続の場合の土地の評価のだし方と書きました。
相続の場合、土地の広さに路線価を掛ければ大まかな評価は出ますが、それだけでは正確とは言えません。
【加算させたり、減額させたりして出す土地の評価 】
うなぎの寝床
このあたりもマニアックになるが土地の評価をだす際、キレイな正方形のような使い勝手によい土地と細長のちょっと使い勝手の悪い(うなぎの寝床)のような土地と一緒の評価だと上公平になります。
こういった場合、うなぎの寝床のような土地はキレイな土地の比べ、すこし減額することができます。
角地
また、角地という土地があります。
読んで字のごとく、角に位置する土地のことです。
そういった土地は通常の土地よりすこし高い評価になります。
上の二つで補正(調整する)があったとしてもざっくり1割程度上がったり、下がったりするだけです。
しかし、磯野家のように億を超える土地を所有されている方にとっては、1割の価格の上下で税金等が大きく変わるので注意が必要です。
知っておくべきことだとは思います。
以上。
次回も不動産関係。