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相続対策コラム

NO.476 赤い彗星の相続 相続放棄を勘違いしているリスク 13/6/28

赤い彗星ことシャア・アズナブルの相続の話です。
父ジオンが亡くなって、その遺産を相続するのはシャアとセイラです。

今回は相続放棄をいう言葉についてです。

相続放棄というのは家庭裁判所で相続を放棄するものです。
すると放棄した人間は相続人でなくなります。

相続放棄という言葉は有名です。
しかし、勘違い、思い違いをしている方が多いです。

例えば、父ジオンの遺産をすべてシャアが相続することになりました。
セイラは一銭もいりませんと宣言したとします。
その旨を遺産分割協議書にシャアとセイラが署名捺印します。
遺産を貰わないことを放棄と勘違いしている方が多いです。

その勘違いにリスクがあります。
もし父ジオンに借金があった場合、遺産を貰っていないセイラは借金を負ってしまいます。
借金を負わない為には家庭裁判所で父ジオンが亡くなったことを知ってから3か月以内に相続放棄を行わなくてはなりません。

また全く借金がないのに相続放棄をする必要性はありません。
借金があったとしてもプラスの財産が多い場合は相続放棄してしまうと、プラスの遺産も相続できなくなります。

以上。

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