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相続対策コラム

NO.530 境界があいまいな土地に気をつける 13/9/11

赤い彗星の相続です。
遺産の中で金額的に一番多くを占めるのは土地です。
金額ベースでいくと遺産の半分以上を占めると言われています。
ですので相続で受ける方も変な土地を相続すると困ります。

今回のテーマは境界があいまいな土地に気をつけるです。

まずは境界について説明。
境界というのは土地と土地の間にあるポイントのことです。
お隣同士が合意してポイントが打たれます。
つまり、お隣さんが合意しないと土地の境界のポイントが決まりません。

父ジオンが境界の曖昧な土地を遺したとします。
その土地をシャアが相続し、売却しようとします。
すると売却に際して、土地の境界をハッキリさせることが条件になります。

お隣さんと境界の確認を行おうにも、代変りした息子が行うより、父の代で行う方がスムーズにいくことが多いです。
また、お隣さんが境界のポイントを合意してくれないといけないので人間関係のある父世代で行っておいた方がよいです。

父ジオンが生前、人間関係があるうちにお隣さんと境界の確認をしておけば、息子のシャアは行わなくて済みます。
逆に父ジオンが境界を曖昧なまま土地を遺すと、シャアはあまり面識のないお隣さんと境界の確認を行わなくてはなりません。トラブルになるかもしれません。

都心の土地ですと境界が1センチ違うと土地の価値が何百万と変わってきたりします。境界確認はトラブルになったりします。

遺産で境界があいまいな土地があるときは注意しましょう。
売る際、障害になります。事前の対策を。

以上。

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分筆したい方の支援行っています。

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