最近、どこの保険会社も売り止めしている、
変額年金保険
というものがあります。
相続対策で変額年金保険を利用する方法があります。
変額年金保険とは、ものすごく簡単にいうと契約者が一時払いで保険料を支払い、保険会社が一定期間運用し、その後、年金として契約者(既になくなっている場合は受取人)が数年間受取るというものです。
【相続対策で有効な理由】
1に相続税対策となります。
相続の税金を計算する場合、保険を年金として受取る場合は、課税の評価を下げられます。
生命保険としてもらうだけでも、控除があります。
2に争族対策になります。
受取人を指定することができ、受取人の範囲も通常の保険より広く設定されています。
【注意しなくてはならないこと】
一番気をつけなくてはならないことは、投資商品であり、大きく損してしまうリスクがあるということです。
市場の動向によって影響を受けますので、安全性の問題があります。
変額年金保険は銀行の窓口等で昨今販売されています。
商品名がついているため、気が付かない場合もあるかと思います。
相続対策として有効ではありますが、万能ではありません。
バランスよく対策を行うことを心がけましょう。