事前相続対策をいくつか紹介しましたが、本日は
相続開始前に不動産を買ってみる
ことをテーマにしてみました。
不動産を買うメリットは資産の評価を下げられることです。
現金で相続した場合、面倒なことはあまりありません。
しかし評価を下げる術がないので、相続税が心配になります。
【メリット】
そこで、不動産を買う場合はどうなのかというと、まず、評価を下げることが可能になります。
例えば、1億円で駐車場を買ったとしても、その土地の路線価(税務署の評価)は6千万から7千万といったところだと思います。(*エリアや諸条件によって大きく違うので注意下さい。)
また、その土地にアパートを建てたりした場合は貸家建付地としてさらに評価を下げられますし、自宅であったり、商売で使う場合も、評価が下がります。
【デメリット
(注意点)】
相続対策として、不動産を買うという選択肢も有効ですが、不動産を相続した方はその使い道がない場合、売る手間が掛かりますし、遺産分割がややこしくなる事もあります。
相続対策は総合的にみてバランスの良く行うことが大切です。