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相続対策コラム

NO.45 磯野家相続 波平に借金が多すぎて困る場合 10/4/20

相続開始し、まず、遺言書が有無や相続人(相続する人)が誰かを調べます。
ここ数回は波平に隠し子がいた場合やタラちゃんを養子にした場合などを想定しました。

そろそろ波平の資産状況の調査に入りたいと思います。

今回はマイナスの資産つまり、被相続人(波平)が借金地獄に陥っていた場合、相続人(フネ、サザエ、カツオ、ワカメ)はどうするべきかを考えていきたいと思います。

被相続人の資産調査で最も警戒しなくてはならないのは、連帯保証債務です。
以下の場合を想定しましょう。

【ノリスケの連帯保証人になった場合】

ノリスケが脱サラし、多額の借金の保証人を伯父である波平に依頼する。
波平はノリスケに泣きつかれ連帯保証人になってしまう。

一度、保証人になった波平に味をしめたノリスケが何度も保証人になってくれと頭を下げにくる。最初は政府系金融機関だったが、次は民間銀行、そしてノンバンクと言われるがままに人のいい波平は連帯保証人の判を押していく。

それを磯野家の人間は全く知らない。
そして、ノリスケはビジネスを失敗させ、廃業してしまう。

こういう話は現実にもある話です。
波平が亡くなった時に、連帯保証債務だけでウン億になってました。
磯野家の人間はその時にノリスケより謝罪と共に事実を知る。
波平の財産より遥かに多くの負債があることを。
 
そういう場合、相続人であるフネ、サザエ、カツオ、ワカメは波平の借金を負いたくありません。 そうしたら、波平が亡くなったのを知った日から、3ヶ月以内に家庭裁判所にて相続放棄という手続きをします。

そうすることにより、波平の借金をフネ、サザエ、カツオ、ワカメは負いませんが、波平の資産も相続することができません。

しかし、死亡退職金や生命保険金はもらえたりしますので、安心です。
通常の借金だけでなく連帯保証債務も注意しなくてはなりません。
 
次回も磯野家です。

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