前回、磯野家の不動産を売却したらいくらかというテーマで書きました。
ざっくり2億3千万ぐらいでした。今回も不動産の続きです。
今回の設定は磯野家の土地建物は波平の単独所有吊義(波平だけが権利を持っている)とし、亡くなるまで売ったり、相続対策を施さなかったということでお願いします。
磯野家の土地建物の評価ですが、土地の評価には様々あります。
前回は磯野家の実勢価格(売ったらいくら)をだしましたが、
相続税の計算をする時の土地、建物の評価(相続のとき税理士さんが使う評価)はいくらか考えてみたいと思います。
【相続の際は路線価】
波平が亡くなって、相続人(フネ、サザエ、カツオ、ワカメ)が相続税を払わなくてはならないような場合などに税務署に申告書を提出しなくてはなりません。
その場合、磯野家の
土地の評価は路線価
(国税庁)を使います。建物は固定資産税(役所)の評価です。
磯野家建物の評価ですが、現在まで、あの建物が老朽化せずに、残っていた場合、評価はゼロにはなりませんが、限りなく低いはずです。
ざっくりで申し訳ないですが、100万円ぐらいにしましょう。
土地の路線価は国税庁のHPで検索できます。磯野家は世田谷区桜新町2丁目を調べてみると平米で55〜56万円ぐらいです。坪でいうと約184万円です。磯野家は93坪ですので掛け算し、建物の評価100万を加算すると
93坪×184万円+100万円(建物評価)=1億7212万円
磯野家の相続の際の上動産の評価(税理士さんが使う評価)で約1億7200万といのは、相続税が掛かってしまうぐらい資産家です。ちなみに相続税が掛かる人は4%弱といわれています。
長くなったので終了します。
次回も磯野家の不動産についてです。