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相続対策コラム

NO.52 磯野家相続 磯野家が小規模宅地の特例を使う場合 10/4/22

前回、路線価(相続の際の土地の評価)で磯野家の不動産評価は1億7200万円でした。
ちなみに売った場合は2億3000万円。

これは、どういうことかというと、実際に売る値段より、税務署の評価は低いということです。
つまり、不動産で相続すると税金面でみると優遇されています。

磯野家にとって路線価で1億7000万円の不動産というのはなんとかしなくてはなりません。
このまま放置だと相続税が掛かってしまうかもしれません。

【小規模宅地の特例を使う】

不動産(自宅等)を相続する場合、小規模宅地の特例というのを使えます。
これはなにかというと、磯野家の土地93坪のうち約72坪(240u)までは、その評価を80%オフに出来るというものです。

この特例を使うと磯野家の不動産評価は約6600万円となります。
1億7000万に対する税金より、6600万に対する税金の方が遥かに楽なのは間違いないです。

しかし、使う為にはいろいろ用件があるので注意ください。
磯野家の場合はみんながそこに住んでいる為、まず使えます。

また、波平がなくなってから遺産分割(財産分け)を10ヶ月以内に行い、ちゃんと申告を行わないと使えません。

今回はちょっと難しくなってしまった気がします。
そして長くなったので以上。
次回も磯野家です。

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