今回のテーマは波平の住宅ローンに関してです。
波平が残す借金や連帯保証債務も相続の対象になります。
借金も含め波平(被相続人)の財産です。
一般的にお金や保険、株、不動産などをプラスの財産といい、借金や連帯保証債務をマイナスの財産といいます。
磯野家の不動産の時価(平成21年現在)は約2億3000万ぐらいです。
いくら時代が違ったとしてもあの物件の購入価格は当時としてもそれなりの価格だったと思います。
波平はサラリーマンで特にエリートというわけでもない為、現金で一括で買ったというのは想定しずらいです。
よってマイホームを買ったときは住宅ローンを借りたと推測されます。
《余談》
現在(平成21年)に波平があの土地を買って、磯野家と同じ規模の家を建てた場合、総費用でおおよそ3億6千万ぐらいかかると予想されます。
内訳は土地代3億2千万(93坪)に建物2千万(床面積33坪)あと諸費用など。
当然に波平はそんな大金を用意できない為、1割程度の頭金を入れ、残りの約3億2千万を住宅ローンで借りるとします。
すると波平の月々の支払は月々約100万円になります。(金利1%、30年ローン)
この、3億以上のローンを借りるためには波平に最低でも年収3500万以上はないと銀行が融資しないですし、一般の住宅ローンの枠組みでは対応できません。
お隣のイササカ先生がそれぐらいのローンを組んでいても納得できますが。
《余談終了》
【住宅ローンはなくなる?】
本題に戻ると、
波平が住宅ローンを借りていて亡くなった場合は、団体信用生命というローンについている保険があり、それでローンをチャラにしてもらえます。
ですので、フネ、サザエ、カツオ、ワカメはローンの支払を引き継がなくても大丈夫になります。
長くなったので以上。
次回も磯野家で。