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相続対策コラム

NO.57 磯野家相続 相続税の基礎控除のはなし 10/4/22

波平が亡くなって、相続人の調査をし、財産の調査をしてきました。

相続人はフネ、サザエ、カツオ、ワカメでした。

財産は土地、建物、現預金、保険、などが予想されます。

次に磯野家に相続税が掛かるかどうかを考えなくてはなりません。
相続税のお話は少しマニアックであまり楽しくない分野ですので大まかに説明していきます。

【基礎控除 】

まず、 相続の基本として基礎控除というのがあります。
基礎控除は5000万と相続人一人につき1000万円が認められています。
磯野家では9000万の控除が認められています。

基礎控除というのは、その額までの遺産なら相続税が掛からないというラインです。
残された遺産が基礎控除以下ならまず、相続税は掛からないと思ってもらって大丈夫です。

仮に波平が4000万円の財産を残したとしても、全くもって相続税が掛からないです。

波平が3億円残した場合、基礎控除を超えているので、相続税が掛かってします可能性が高いです。

控除という言葉は日常ではあまり使わない言葉です。大まかに言うと引くという意味です。

被相続人(波平)が残したすべての財産に対して相続税が掛かるのではなく、基礎控除で差引き出来なかった財産に対して相続税が掛かるという感じでご理解してください。
(他にも控除等はありますが)

長くなったので終了。

次回も磯野家で。

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