前回、相続時精算課税制度について書きました。 ざっくりおさらいすると、波平が65歳以上でカツオが20歳以上の場合、2500万円までは贈与税が掛からず贈与できるものです。

今回はその具体例を書きたいと思います。

【不動産の贈与に使う】
不動産は事前に贈与しておくと、なかなか後に揉めることがなる為よい場合があります。

磯野家に関しても、世田谷の自宅不動産は非常に高額です。
ですので事前に波平からカツオに贈与しておくと、波平が亡くなった後の遺産分割（財産分け）の際に揉めることがなくなる為、よい作用が働きます。

そして、カツオが不動産を贈与を受けた分、他の相続人（フネ、サザエ、ワカメ）とうまく調整しないいけなくなりますが。

次回もこのつづき。