波平の生前相続対策について、相続時精算課税制度の使い方について書いてます。
相続時精算課税制度の説明は今回は割愛します。
事前に贈与しておいた方がよいものとして、前回は不動産を書きました。
不動産は共有(みんなで所有したり)すると、あとあと面倒なことになったりするので、遺産分割の対象からあえて外しておくというものでした。
今回は、もし波平が中小企業の社長だったら、その会社の株はどうしておくのがよいかをテーマに考えていきたいと思います。
波平が中小企業のオーナー社長であれば、その会社の株を持っているはずです。
その会社の株も遺産分割(財産分け)をする場合、考えていかなくてはなりません。
波平が亡くなって、その会社の株をサザエ、カツオ、ワカメで3分の1ずつ分けた場合、その会社の大きな意思決定をする場合に障害がでてくる可能性が出てきます。