波平が中小企業の社長(オーナー)の場合を考えています。
上場していない会社の株も、遺産分割(財産分け)の対象になります。
そして、価格や評価(株価)というのもあります。
波平が上場していない会社の株主だった場合、、そのまま相続が開始してしまうと、前回も書いたように、不都合が生じます。
カツオが後継者として波平の会社の社長になったとしても、その会社の株がサザエ、カツオ、ワカメが仲良く3分の1ずつ持つと、社長のカツオはワカメとサザエに対して気を使いすぎてしまい、経営しにくくなってしまいます。
また、何かカツオが下手をした場合、カツオは社長を解任されてしまったりするので、経営の安定という観点では極力カツオが過半数以上の株を持つことが良いと思います。
特に中小企業はオーナー社長が会社の連帯保証人になったりしており、オーナーと社長が違う(所有と経営の分離)場合はよろしくない場合も多くあります。
次回は上場してない会社の株価について。