前回、相続時精算課税制度の3500万円について書きました。
今回はその続きです。
住宅を買うなどの親からの贈与について通常の相続時精算課税制度の2500万円に1000万円を足した3500万円が非課税になります。
住宅の要件とかの話はちょっと難しくなるので、今回は割愛します。
通常の相続時精算課税では65歳以上の親からという条件がありました。
住宅資金の贈与の話では65歳未満でも使うことが出来ます。
しかし、貰う方は二十歳以上は変わりません。
【磯野家でいうと
】
普通の相続時精算課税制度を使って波平からサザエに贈与しようとしたら、約11年待たなくてはなりませんでした。
(波平54歳の為)
しかし、住宅を買うお金を波平からサザエに贈与するのであれば、すぐにでもできます。
(波平54歳、サザエ24歳の為)
やはり、カツオやワカメへの贈与では相続時精算課税制度は使えません。
以上。