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相続対策コラム

NO.486 ジオニック社を継いだシャアの戦略は 13/7/8

赤い彗星ことシャア・アズナブルの相続の話です。

今回は父ジオンがジオニック社という上場していない会社の株を所有していた。
父ジオンはジオニック社の株の発行済株式の総数の60%を所有していたとします。そして父ジオンの相続人であるシャアとセイラで遺産分割協議(遺産分けの話し合い)をし、父ジオンが所有していたジオニック社の株式はシャアが相続するという設定です。

こういう場合シャアのとりうる戦略は何があるのかを考えていきたいと思います。

まず、株の60%を所有したシャアは実質、ジオニック社のオーナーとなります。
そこでシャアの選択肢は大きく2つあります。

1つ目はジオニック社の社長となる。
軍人をやりながら会社経営というのは難儀ですが、会社を経営していくという戦略があります。
一般的にはオーナー社長が亡くなって息子が会社を継ぐイメージです。

2つ目はジオニック社の株を売却する。
株の売却先は限定されます。ジオニック社は上場していないので市場(マーケット)で売却することはできません。(会社によって譲渡制限という制約がある場合あり。)
今回、シャアがジオニック社を経営しないのであれば、ジオニック社の番頭さんのような次期社長候補の方に株を売却するという選択。


番頭さん以外にも売却はできますが、会社の規模や状況によって色々変わってきます。ケースバイケースですので状況をみていきましょう。

上場していない会社の株、自社株の相続は非常にヤッカイです。借金の問題も絡んできます。
専門家へ相談しましょう。

以上。

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